子育て

子どもに時間を意識させる魔法の声かけ

予定に間にあうよう、しっかりと時間を逆算して動いていても子育て中は予期せぬハプニングが起こったり、なにかと時間に追われますよね。そんな時、子どもへの声かけは『早くして!』 『急いで!』 『いいかげんにして!』になっていませんか?

このページでは時間を意識させる、子ども自身で動けるようになる声かけを紹介していきます。

時計がよめるなら事前の告知

子どもは”今すぐに”の行動がとても苦手な生き物です。それに加えて、『早くして』『急いで』という指示では抽象的すぎて伝わる情報が少ないので、行動に移しづらくなってしまいます。”いつまでに”というゴールをきめてあげると子ども自身の中で予定もたてやすくなるでしょう。

事前に『○○分までには食べ終わろう』『○○時にはお片付けを始めよう』と声をかけておけば、それまでに終わらせられるように準備もできますし、気持ち的にも『もう少し遊べるんだ』と余裕も生まれるので反発することも減るかもしれません。

さらに理由を付け加えて

上記にプラスして、「なぜ」急がなければならないのかの理由まで付け加えることをしてあげましょう。

行動理由もわからないままに「今やっていることをやめなさい」と言われたら、大人でもなかなか納得いきませんよね。

『保育園に行くから7時には着替えよう』『電車に乗る時間に間に合うよう、あと30分で家をでるよ』

日常のなかでは理由を細かく説明することを忘れがちですが、意識して伝えてみるとスムーズに行動できるでしょう。

ただ経験的には、時間になった後に『あとちょっとだけ!』と言われることも少なくありません。なのでその点も考慮して、気持ち早めの時間設定がいいかもしれませんね。

時計がよめない・数字がわからない場合

  • 『○○分まで』と時間を伝えたうえでタイマーなどをかけ、『アラームがなったらおしまいだよ』と音で気付ける仕組みをつくる。
  • 数字の横にわかりやすいマークや目印になるものを付けて伝えやすくする。『▲のマークにきたら片付けようね』『■になったらご飯にするよ』
  • もし数字がよめるのであれば『長い棒が3にきたらおしまいにしようね』とその子のわかる数字にあわせて時間をきめて声をかけてあげるのもいいでしょう。

目印を作るうえでの注意

この時注意してほしいことが2つあります。まず一つ目に、”わかりやすい目印にすること”。せっかく準備しても子どもに伝わらなければ意味がなくなってしまいます。複雑で子どもにはわかりにくいものや、似通ったマークはかえって混乱してしまうので避けましょう。

マーク以外にも好きなキャラクターなどの子どもが興味をそそるものもおススメです。

二つ目に、”12個ぜんぶに目印をつけないこと”です。

全ての数字に目印をつけてしまうと子どもがどこを見ていいのかわからず、目印を探せないことが多いです。文字盤でいう⑫③⑥⑨の4つくらいが区切りよく使いやすいポイントになるかと思います。

子どもにあわせてみる

大人の決めたタイミングでは反発したくなってしまいますが、自分が決めたと感じさせることで子どもは受けいれ易くなるでしょう。

その上で必要なのは、選択肢をあたえてあげることです。

『○○分と○○分なら、どれだけしたら片付けられる?』や『片付けてからオヤツを食べるか、オヤツを食べてから片付ける?』など最終的な決定権を与えてあげられるようにしてみてください。

子ども的に気に入る選択肢がないようであれば『ママはこうしたいけど、○○君はどうしたいかな?』とお互いの意見を出し合ってみるのもいいでしょう。

子育て中の余裕のない時はつい忘れてしまいがちですが、子どもも意思のある1人の人間なので尊重することを忘れずに接してあげてくださいね。

余裕をもった時間配分

上では色々と言いましたが、やはり1番大事なのはこれかもしれません。

想定外の予期せぬハプニングが起きても対応できるよう、余裕を持った時間配分で予定を組むことがなによりのおススメです。

慌てて準備などをしていると焦りから気持ちの余裕も無くなりがち。いつもなら許してあげられるイタズラや、手間のかかる失敗をした時も、焦っているばかりにいつも通りの対応ができなかったりしませんか?

感情をぶつけることを常習的に親がしてしまうと、子ども自身の行動にも悪影響を及ぼします。

そうならないようにも余裕を持って行動しましょう。

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